【松山市】不動産売却（戸建て・マンション・土地）の基礎知識と査定の種類について

一般的なよくある悩み

不動産売却する機会は滅多になく、周囲にも経験者がいないので、誰にも相談できずに、不安を感じている方も多いかと思います。不動産売却の不安は人それぞれ異なりますが、戸建て・マンション・土地の不動産売却で、一般的なよくある悩みをご紹介いたします。

戸建て

・何から始めたらよいの？

戸建てを売却したいけれど、何から始めたらよいのかわからない場合は、インターネットなどで、不動産売却の流れについて調べましょう。不動産売却の流れがわかると、今後どのような手続きが必要なのかを把握することができます。

・住宅ローンが残っている住宅でも売却できる？

住宅ローンが残っている場合に、不動産売却で得たお金で住宅ローンを返済できるのか、不安になる方がたくさんいらっしゃいます。住宅ローンが残っていても、住宅ローン残債を完済することで抵当権を抹消し、不動産売却することができます。

・権利証などの書類がない場合でも売却できる？

代々続く松山市などのふるさとの戸建てを相続し、売却する際に抱える悩みが、権利証などの売却に必要な書類が見当たらないことです。権利証は事前通知や本人確認情報による手続きによって、登記申請することができます。

・雨漏りなどの欠陥がある住宅でも売却できる？

築年数の古い戸建てでは、雨漏りやシロアリ被害などの欠陥がある場合があります。欠陥がある戸建てでも、そのままの状態で売却することは可能なので、必ず欠陥を申告して売却しましょう。

マンション

・不動産会社をどう選んだらよいのかわからない

街中にはたくさんの不動産会社があるので、どの不動産会社に売却を依頼したらよいのか、悩む方もたくさんいらっしゃいます。

賃貸または売買が得意な不動産会社や、特定のエリアを得意とする不動産会社など、様々な不動産会社があるので、売却したい住宅の種類やエリアに合わせて、不動産会社を選びましょう。

・築年数の古いマンションをリフォームせずに売却できる？

中古マンションの売却では、リフォームが必要とは限りません。リフォームしていない場合は、買主や不動産会社がリフォームを行うので、それらにかかる費用を差し引いた売却価格になります。

土地

・土地が売れ残ったらどうすればよいのか？

売却中の土地が長期に売却できない場合は、売り出し価格に問題があると考えられるので、複数の不動産会社に相談し、売り出し価格を再設定しましょう。

・土地の売却にどれだけ費用がかかるのか不安

土地を売却する際には、いくらで売却できるのかの他にも、売却にどれだけの費用がかかるのか、気になる方が多いかと思います。土地の売却には、仲介手数料や登記手数料、印紙税や不動産譲渡税などの税金がかかります。

・遠方の土地でも売却できる？

例えば、東京で生活している方が、親から相続した遠く離れた松山市などの土地を売却することはできるのでしょうか？このような場合は、土地がある地域を営業エリアとしている不動産会社に依頼することで、売却が可能となります。

身につけておきたい心構えや査定が必要な理由

不動産売却の不安は、身につけておきたい心構えと、査定が必要な理由を把握しておくことで、解消することができます。

身につけておきたい心構え

・余裕を持つ

戸建てやマンション、土地を売却する際に、焦りは禁物です。時間的な余裕はもちろん、精神的な余裕を持つことで、不動産売却への不安を減らすことができます。

・不動産売却の知識を学ぶ

業者任せにせず、不動産売却の知識を自ら学ぶことも大切です。売却の流れや手続きを調べたり、相場価格やかかる費用を調べたりするなど、必要最低限の情報収集をしておきましょう。

査定が必要な理由

・適正価格で売却するため

不動産が売れ残る理由のほとんどが、売り出し価格が適正価格でないからです。相場より高すぎても安すぎても売却しにくくなるため、適正価格で売り出すためにも、査定で相場を知ることが欠かせません。

・相場を把握するため

相場を知ることで、不動産会社が提示した査定の価格が、安いか高いのかを見極めることができます。

「簡易査定」と「訪問査定」の違い

不動産会社が行う査定には、「簡易査定」と「訪問査定」があります。まずは、「簡易査定」と「訪問査定」の違いについて、把握しましょう。

簡易査定

「机上査定」とも呼ばれており、その名のとおり机の上のみで査定を行います。簡易査定では現地を訪れることなく、売却したい戸建てやマンション、土地などの不動産の情報と、過去の取引事例や市場の動向などを参考に査定価格を算出します。しかし、実物の不動産を調査しないため、査定の精度は低くなります。

訪問査定

「実査定」や「現地査定」とも呼ばれるのが、不動産会社の担当者が実際に現地を訪れ、実物の不動産を調査する訪問査定です。不動産の情報や過去の取引事例だけではなく、周辺の環境や売主の個別事情なども参考にし、査定の価格を算出するため、簡易査定よりも精度が高いことが特徴です。

メリットとデメリット

簡易査定と訪問査定には、それぞれメリットとデメリットがあります。

簡易査定のメリット

・手軽にできる

簡易査定のメリットの一つが、手軽に査定を行えることです。インターネットやメール、査定フォームや電話などで、不動産の情報を伝えるだけで査定ができるため、不動産の価格が気になったタイミングで、すぐに査定価格を知ることができます。

・査定がスピーディー

不動産会社によって多少の違いはありますが、簡易査定であれば最短で即日に、査定結果を知ることができます。

・書類や手続きの必要がない

簡易査定は不動産の情報だけで算出するので、書類や手続きなどの必要がありません。

・周囲の人に知られない

簡易査定では、不動産会社の担当者が現地を訪れることがないので、家族や近所などの周囲の人に、査定を依頼していることを知られるおそれがありません。

簡易査定のデメリット

・正確な査定価格が出ない

簡易査定のデメリットの一つが、簡易査定では正確な査定価格が算出できないことです。そのため、実際に売却する価格と大きく異なることもあるので、注意が必要です。

・訪問査定の勧誘がある

不動産会社によっては、熱心に訪問査定を勧誘してくる場合があります。これは、不動産会社の多くが査定を無料で行っており、自社で不動産売却をしてくれないと利益が出ないからです。

訪問調査のメリット

・より正確な売却価格がわかる

訪問調査では現地で様々な項目を確認することにより、正確な売却価格を算出することができます。

・不動産会社の雰囲気や担当者の人柄がわかる

調査訪問では不動産会社の担当者と直接会ってやり取りするので、不動産会社の雰囲気や、担当者の人柄を知ることができます。

・プロのアドバイスが聞ける

不動産売却のプロである不動産会社の担当者から、査定でプラスになる情報などのアドバイスが聞けることも、調査訪問のメリットの一つです。

訪問調査のデメリット

・査定結果が出るまでに時間がかかる

訪問査定では、現地で得た情報などの膨大なデータをもとに査定価格を算出するので、査定結果が出るまでに1週間ほどの時間を要します。

・査定時に家に居なければならない

不動産会社の担当者が実物を見て調査を行う訪問査定では、査定当日に家に居る必要があります。複数の不動産会社に訪問査定を依頼した場合、毎回家に居なければならないので、負担になることもあります。

・書類を揃える必要がある

訪問査定を行う際には、身分証明書の他、土地の測量図や建物の図面、登記簿謄本や登記権利証などの書類が必要になります。